イギリスで生活していたら自然に英語ができるようになるのか?

英語

お久しぶりです、Latelatteです。2024年最初の投稿です。

…めちゃくちゃサボってました。本業の人工知能関連の色々をしていました。これらもいつかそのうちここで書けるといいなぁと思っています。

さて、今回のトピックはタイトル通り、「イギリスにいれば英語ができるようになるか?」といったものです。

語学を学習する時によく聞くことですよね。「留学すればすぐに習得することができるようになる」とか、「現地に住めば話せるようになるよ」みたいなこと。

これらについてもう在英も長くなった私Latelatteが忌憚のない意見を述べさせていただきます。お付き合いいただけますと幸いです。

はじめに、現在の私の英語力

プロフィールにも少し書いているのですが、私はIELTS 8.0を取得しています。

…そうですよね。なにそれ?聞いたことない って感じですよね。私もイギリスに留学しようと思っていなかったら知らなかった試験だと思います。詳しくは皆様に調べていただきたいのですが、IELTSは英語の資格の1つです。有名なTOEICとかTOEFLみたいな感じです。

私は有名なそれらを受けたことがないのでよく分からないのですが、おそらく難易度はIELTSの方が高いです。IELTSは4技能すべてが必要になります。Speakingもあります。個人的にはWritingが一番難しいと思います。ただReadingとListeningも難しいです。時間も猶予がそんなにありませんし、Listeningは1回しか流れないので聞き逃したらもう終わりです。

以下に『オーストラリア留学センター』様のHPに記載されている各英語能力試験のスコア換算表を貼っておきます。

https://au-ryugaku.com/comparison-table/ より

IELTS 8.0 はTOEICや英検の最高スコアを上回るので、換算して測ることはできません。TOEICは受けたことがないので難易度の個人的な比較もできません。気が向いたらいつか受けます…。

英検は1級を持っているので比較することはできますが、それも中学生の頃に受けたものなので今の試験とは大きく異なるところがあると思います。当時の難易度で比べると明らかにIELTSの方が難しいと思います。

ということでそれなりに英語は得意でした。これまでの人生でも英語に関して困ったことはありません。数学とか物理とかはめっちゃ苦手だったので、英語は癒やしでした。

敵をたくさん作ったところで閑話休題。とにかく私は英語が苦手ではありませんでした。

じゃあ英語ペラペラでしょ?

これ。

留学していた人なら多分100回は言われた言葉だと思います。私は3億回言われました。

これ一番言いたいことなので最後の方に書こうかなとも思っていたのですが、ここくらいで書いておいた方が良さそうなので書きます。

あなたは日本語が堪能な外国の人がいたとして、その人のことをどう思いますか?

その方が流暢な関西弁を話していたり、時折スラングや流行り言葉を使っていたら、「この人日本語ペラペラだな〜」と思われることでしょう。

しかし、これらには共通した前提条件があります。

これに尽きますね。つまり喋らないとその人がペラペラなのかは分かりません。たとえ豊富な語彙を持ていようと、難解な漢字を読むことができようと、その人がなにかしらの表現やコミュニケーションを取らない限り、私たちにそれを知るすべはありません。

畢竟ペラペラさとはコミュ力です。流暢さとか正直どうでもいいと思います。コミュニケーションをとろうとする気持ちが大事だと思います。この観点から冒頭の質問とかに答えていきたいと思います。

留学したら自然に英語ができるようになるか?

自然に」というコンテキストに依りますが、受け身な生活をしているだけなら絶対にならないと思います。

一昔前は生活の中に英語しかないので、英語ができないと生きていくことができない、みたいなこともあったかとは思いますが、このご時世では海外にいても日本語に触れることはすぐできますし、翻訳ツールもたくさんあります。Uber Eatsとか頼めば多分英語まったく使わずに1年くらい生活できると思います。

なので「自然に」できることはないです。その代わり、自分から周りの人に話しかけたり、ボランティアに参加したりといった行動をとれば、どんどん上達していくと思います。

じゃあ留学するのってあまり意味ない?

なんか留学アンチみたいなことを書いてしまいましたが、留学に意味はあると思います。

大学留学で専門分野を学ぶというもの以外でも、語学留学にも意味はあると思います。

言語とはその地域や文化と密接に繋がっています。文化から言語ができています。お肉を全く食べない文化の集団には「牛豚合い挽き肉」という言葉は多分ないでしょうし、コンピューターが存在しない背景や文化があれば「人工知能」という言葉はないでしょう。

言語を知るためには、その国の人や土地、そして文化を知ることが大事だと思います。なのでそういった点で、現地に赴き勉強をするということは大切だと考えています。フィールドワークの重要性ですね。実際にスーパーとかに行って牛乳とか豚肉とかを買って初めて「£4はちょっと高いなぁ…」みたいな感想が出てきます。

それとコミュニケーションについてもなのですが、実際に話しかけるときのアイスブレイクに留学している(いた)ことが有用です。日本国内で外国の人に話しかける時に。「自分もイギリスに留学してて慣れない文化で大変なこともあったんだよね。そっちはどう?日本の慣れないところとかある?」みたいな会話ができます。人間同じような経験をしている人には親近感が湧くものですので、きっと会話が弾むことでしょう。

まとめ

なんかちょっと良いこと言ったのでこの辺りで締めます。たくさん作った敵も多少は減ったことでしょう。後ろから撃つことだけはやめてください。

私が言いたかったことは、とにかくコミュニケーションが大事だということです。最初は全然話せなくても大丈夫です。その気持ちが大事です。「上手じゃないけどこの人は私と話したいという気持ちで話しかけてくれているんだな」という感情を相手に与えましょう。恋愛みたいなものです。

海外での生活は疲れます。めっちゃ大変です。言語が違うのはもちろんのこと、文化が違うので慣れないことだらけです。私未だにイギリスの信号無視に関しては思うところがあります。傘もさしてます。みんなびちょびちょで笑う。

色々書きましたが、留学自体は素晴らしい経験です。そこで何を学んだかも重要だと思いますが、まず1歩踏み出した、踏み出そうとしているその想いがとても尊いものだと思います。

英語ができるようになれば世界が広がることは確かなので、頑張って習得してみてくださいね。

ご覧いただきありがとうございました。

おまけ:外国人の恋人がいれば英語できるようになる?

なります。

周りの人みんなそうでした。

なんか今までそんなに英語できていなかった人が急に話せるようになっていて、「どういう勉強したの?」と訊いてみたらだいたいこのパターンでした。

何回も述べたように、言語ってコミュニケーションなので、そりゃ一番コミュニケーションとりたいのって恋人ですよね。当然の結果なんだと思います。

外国人の恋人が最高ということで、最強の教材は彼氏彼女でした。

みなさまも良き恋愛を、ごきげんよう。

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